信頼性


認定要件

鉛フリー外部リード仕上げの認定要件は、表面実装デバイス(SMD)かスルーホール・デバイス(THD)かによって異なります。

THDの場合、基本的な認定要件は新しい鉛フリー半田ペースト(SnCuAgに基づく)との前方互換性を実証することです。実施する試験には通常、以下の項目が含まれます。

  • SnCuAg半田での半田付け性
  • 半田耐熱
SMDの場合、半田付け性の検証のほかに、最高リフロー温度260℃における湿度感度レベル(MSL)の再分類が要求されます。MSLの再分類は、パッケージで使用される最大ダイ・サイズに基づいて実行されます。実施する試験には通常、以下の項目が含まれます。
  • 前処理付き高度加速ストレス試験(PC-HAST) -96 時間以上
  • 前処理付きオートクレーブ(PC-AC) - - 96時間以上
  • 前処理付き温度サイクル(PC-TC) - 500 サイクル以上
    • (前処理は、目標MSLにおいて260+5/-0℃で実施)
  • 前処理は目標MSLにおいて実施
  • 前処理後のSATについては剥離をチェック
  • SnCuAg半田での半田付け性
  • 半田耐熱 (RSH - 半田浸漬)

前処理

オン・セミコンダクタは、表面実装パッケージに対する前処理要件については、JEDEC規格J-STD-020Cに準拠しています。JEDEC手順では、事前に定義され加湿浸漬およびそれに続く、3つのリフロー半田パスを利用して、倉庫での保管、およびカスタマの両面ボード・アセンブリ・プロセス+1修理サイクルをシミュレートします。

オン・セミコンダクタが鉛フリー製品に使用するリフロー・プロファイルを以下に示します。すべてのプロファイル特性はJEDEC規格に準拠しています。1つのプロファイル特性ピーク/区分温度(Tp)は、JEDEC要件を上回っています。オン・セミコンダクタでは、すべての製品は、パッケージのサイズおよび容積に関係なく、260°C +5/-0℃ピーク温度でリフローされます。

プロファイルの特長 Sn-Pb共晶アセンブリ 鉛フリー・アセンブリ
予備加熱/浸漬
最低温度 (Tsmin)
最高温度 (Tsmax)
(Tsmin to Tsmax)からの時間(ts)
100 °C
150 °C
60-120 秒
150 °C
200 °C
60-120 秒
上昇速度 (TL to Tp) 3 °C/秒(最大) 3 °C/秒(最大)
液相線温度 (TL)
TLを超える温度で維持する時間(tL)
183 °C
60-150 秒
217 °C
60-150 秒
ピーク・パッケージ・ボディ温度 (Tp) ユーザの場合、Tpは表4-1の区分温度を超えてはなりません。

サプライヤの場合、Tpは表4-1の区分温度と等しいかそれを超える必要があります。
ユーザの場合、Tpは表4-2の区分温度を超えてはなりません。

サプライヤの場合、Tpは表4-2の区分温度と等しいかそれを超える必要があります。
時間(tp)*は規定区分温度(Tc)の5°C以内(図5-1参照) 20* 秒 30* 秒
下降速度 (Tp to TL) 6 °C/秒(最大) 6 °C/秒(最大)
25 °Cからピーク温度までの時間 6分(最大) 8分(最大)
* ピーク・プロファイル温度(Tp)の許容差は、サプライヤ最小値およびユーザ最大値として定義されます。

Classification Profile (not to scale)

湿度感度レベル(MSL)

表面実装パッケージは、JEDEC規格J_STD-020Cを上回る260℃+5/-0℃で認定されています。

パッケージMSLレーティングの大部分は、現在のMSL 1分類のままです。パッケージはすべてMSLレーティングのMSL3またはそれ以上となっています。

パッケージのMSLレーティングに変更があった場合はお客様に通知され、オン・セミコンダクタから適切なパッキング対策(ドライ・パッキングなど)を施した製品が出荷されます。