一次および二次保護
一次および二次保護はごく一般的に使用されます。この概念は電気通信業界で雷およびサージ保護に活用され、さらに最新集積回路テクノロジにおけるESD保護に用いらます。ストレス発生源により近い一次保護素子の目的は電流ストレスの大部分を通過させることです。これに対して高感度回路素子のごく近傍に存在する二次保護素子は、最も必要とされる部分に保護を提供します。
図1に示すとおり建物に入るデータ・ラインの場合を考えてみましょう。一次保護デバイスは建物の入り口に位置します。データ・ラインには、建物内部の電気系統に配線される前段階にあるヒューズなどの電流制限素子が含まれる場合もあります。二次保護は高感度回路素子の近くにあります。
図1 建物に入る簡単なデータ・ライン用の一次および二次保護

さまざまな問題から2つの保護形態にあります。電話回線などのデータ・ラインに対するサージ保護の最も重要な役割は、火災や感電死などの破壊的損害を防止することです。このため、建物の入り口での保護素子つまり一次保護が必要になります。したがって一次保護素子はきわめて信頼性が高く、非常に大きな電流を伝導させることが必要です。破壊的損傷を防止することはできても、火災や感電死を引き起こす可能性のある値ほどではないが、敏感な電子機器を損傷させるのに十分な大きさの過渡電圧が、一次保護を通過しないことを保証していません。高感度機器に取り付けられた二次保護がこの役割を果たします。二次保護は高速でターン・オンして、一次保護を通過した過渡電圧に対する保護を行う必要があります。二次保護素子は、保護される特定のシステムに対して保護の要件を満たすようにカスタマイズすることも可能です。高速ターン・オン時間および低ターン・オン電圧の半導体保護製品は、二次保護素子として優れています。
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