1月 04, 2023

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2023年1月6日(フェニックス - 2023年1月4日) - インテリジェントなパワーおよびセンシング技術のリーディング・サプライヤであるオンセミ(onsemi、本社 米国アリゾナ州フェニックス、Nasdaq: ON)は、オンセミのシリコンカーバイド(SiC)パワーモジュールEliteSiCファミリが、現代自動車グループの起亜自動車のEV6 GTモデルに採用されたことを発表しました。この電気自動車(EV)は、3.4秒でゼロから60 mphまで加速し、最高速度は161 mphに達します。高性能EVのトラクションインバータ内では、EliteSiCパワーモジュールがバッテリのDC 800 VからリアアクスルAC駆動への高効率な電力変換を可能にします。オンセミは、現代自動車および起亜自動車(HMC/KIA)がE-GMP(Electric-Global Module Platform)をベースにした次期高性能EVにもEliteSiC技術を使用することに対し、協力を続けます。

オンセミの高電力密度SiCパワーモジュールは、寄生容量と熱抵抗を抑える最も革新的なパッケージ技術を提供し、革新的な相互接続を使用して堅牢なパッケージ信頼性を実現しています。これにより、DCからACへの変換に伴う電力損失を低減しながら、トラクションインバータのサイズと重量を削減し、性能とEV航続距離を5%向上させることができます。

オンセミは、車載アプリケーション用高密度パワーソリューションで数十年にわたって優れたパッケージング専門技術を蓄積しており、差別化されたパワーモジュール技術で業界をリードするパワートラクションソリューションを提供します。SiCのプレーナセル構造からトレンチセル構造への進化に伴う卓越したパッケージング技術を生かして、非常に堅牢で信頼性の高いソリューションを提供することができます。

オンセミで、エグゼクティブ・バイスプレジデント兼パワー・ソリューションズ・グループ・ジェネラルマネージャを務めるサイモン・キートン(Simon Keeton)は、次のように述べています。「HMC/KIAとの協力関係は、当社のEliteSiC技術の卓越した性能を基盤とするものです。同様に重要なのは、当社がEVの大量生産に必要な規模に対応できるよう、垂直統合されたSiCサプライチェーンを急速に拡大していることです」

詳細については、こちらをご覧ください。