RSL10 Mesh プラットフォーム

The RSL10 Mesh プラットフォームは、多目的で容易に設定可能な開発キットで、業界で最も低電力の Bluetooth 5 無線接続を実現する RSL10 を用いたメッシュネットワークのアプリケーションを容易に開発できます。このプラットフォームには、RSL10 ベースの Mesh Node（メッシュノード）が2つあり、これによりさまざまなスマートセンサとインジケータを利用できます。また、Strata Gateway により、Strata Developer Studio™ との接続が可能です。

RSL10
メッシュノード

Strata
ゲートウェイ

Bluetooth^® Low Energy Mesh ネットワーク

Bluetooth® Low Energy Mesh ネットワークは、多対多のトポロジを実装し、マネージドフラッディング（managed flooding）を使用してデータを送信します。その結果、イーサネットのネットワークのような集中ルーティングやルーティングテーブルは必要ありません。 Bluetooth Low Energy Mesh仕様は、複数のレイヤーで暗号化を備えた内蔵のセキュリティ機能も提供しており、ネットワーク内のノードは、メッセージの内容を意識する必要なくトラフィックを中継できます。ノードは、送信ノードの範囲外の宛先ノードにパケットをリレーすることでメッセージパッシングを実行できるため、適切に配置されたBluetooth Low Energyメッシュネットワークによる通信は、従来のP2P Bluetooth通信よりも長距離に及ぶことができます。これにより、以前はBluetooth技術の範囲外であったさまざまな IoT アプリケーションが可能になります。