3月 12, 2024

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アナログ&ミックスドシグナル・グループは、業界をリードする技術で自動車、産業用、クラウドの各エンド市場向けの完全なシステムソリューションを実現

2024年3月15日(米国2024年3月12日発表)- オンセミ(本社: 米国アリゾナ州スコッツデール、Nasdaq:ON)は、新たにアナログ&ミックスドシグナル・グループ(AMG)を設立し、スディール・ゴパルスワミ(Sudhir Gopalswamy)がグループ・プレジデントに就任したと発表しました。このグループは、業界をリードするオンセミのパワーマネジメントおよびセンサインタフェース・デバイスのポートフォリオを拡大し、総額193億ドルに及ぶ新たな市場の開拓とともに、自動車、産業用、クラウドの各エンド市場におけるオンセミの成長加速に注力します。

今回の組織変更にあわせて、サイモン・キートン(Simon Keeton)がパワーソリューションズ・グループ(PSG)のグループ・プレジデントに昇進しました。キートンのリーダーシップは、昨年40億ドルを超える総収益をもたらし、2023年に8億ドルを超える収益を達成した収益性の高いシリコンカーバイド(SiC)事業の立ち上げにも貢献しました。

オンセミで社長兼最高経営責任者(CEO)を務めるハッサーン・エルコーリー(Hassane El-Khoury)は、次のように述べています。「今回の組織編成は、お客様のニーズに目を向け、高度に差別化・最適化されたソリューションを提供する当社の強みを生かすものです。サイモンとスディールの業界専門知識と実績により、オンセミはインテリジェントなパワーおよびセンシング技術において、さらなる成長とリーダーシップに対する基盤を構築しています」

AMGは、さまざまなパワーマネジメントIC、高精度・低消費電力のセンサインタフェースおよび通信製品の開発を専門としています。それによりオンセミは、ゲートドライバ、DC-DCコンバータ、多相コントローラ、eFuseなどのポートフォリオを拡充し、高効率パワーツリーソリューションのフルスイート・プロバイダの地位を確立しています。このグループは、誘導型、超音波、医療用センシング、シングルペアEthernet、Bluetooth Low Energy(Bluetooth LE)ソリューションなど、車載用や産業用のセンサインタフェースおよび通信ソリューションにおけるリーダーシップ拡張を続けていきます。

AMGは、旧アドバンストソリューション・グループ(ASG)と、これまでPSGの一部であった集積回路部門(ICD)を統合したグループです。ゴパルスワミは、AMGとインテリジェントセンシング・グループ(ISG)の2つのグループを率いることになります。両グループは昨年、合わせて約40億ドルの収益をもたらしています。

この戦略的な動きは、オンセミの市場地位を高め、先進的な機能とより高い性能を持つ製品の迅速な市場投入を実現するアナログおよびミックスドシグナル技術により、全てのアーキテクチャを強化し、さらに高いシステム価値を提供していきます。

オンセミは、2024年第1四半期の業績を再編後の事業セグメントに基づいて発表し、比較可能な過去のデータを提供する予定です。