当社は、当社の人材、文化、そして良き企業市民としての能力が、気候変動問題やサステナビリティに取り組み、当社の従業員が働き生活する地域社会にポジティブな影響を与えることができることを信じています。適切な人材とパートナーに力を与えることで、長期的な共有価値を生み出し、「人」「地球」「利益」のトリプルボトムラインへのコミットメントを推進します。2008年に最初のCSR(Corporate Social Responsibility、企業の社会的責任)ステートメントを発表して以来、私たちのプログラムは、ステークホルダーに価値を提供するためのイニシアチブと戦略的目標の革新を通じて、継続的に成長してきました。また、社会のニーズに応えるため、世界中の非営利団体や教育機関を支援する慈善活動や、従業員によるボランティア活動を行っています。

当社のコアバリュー(基本的価値観)

当社は、社会的・環境的責任を十分に認識し、世界にプラスの影響を与える方法でビジネスを遂行することを約束します

製品

当社はエネルギー効率に優れたエレクトロニクスのイノベーションを推進し、世界をより安全で、より包括的で、よりつながりのあるものにします

企業理念

当社は最高水準のコーポレートガバナンスと企業倫理を守ります

天然資源の消費量

当社は事業が環境に与える影響を最小限に抑え、家庭や職場での地球を守るための個々の行動を奨励することを信条としています

地域社会

当社は、私たちが生活し、働き、ビジネスを遂行する場所に投資し、より高い平等性、機会、持続可能性を通じて、人々の繁栄を支援します


CSR (企業の社会的責任) レポート

オン・セミコンダクターは、当社の環境・社会・ガバナンス(ESG)への取り組みについて、ステークホルダーとのコミュニケーションにおいて透明性を確保することを意図しています。当社は、当社のミッション、事業、およびパートナーに最も関連するトピックをカバーするために、報告書を作成しています。

サマリ・データテーブル

セクション 主要業績指標 2021 2020 2019
社員 総従業員数(グローバル)
女性従業員比率(グローバル)
マイノリティ ワークフォース(米国のみ)
33,690
45%
25.7%
34,500
44%
27.9%
35,000
45%
28.3%
地球 スコープ 1 およびスコープ 2 排出量(百万トンの CO2e)
水のリサイクル量(メガリットル)
有害廃棄物と非有害廃棄物のリサイクル
3,187,186
5,779
68%
2,948,300
6,374
76%
3,746,335
6,506
63%
事業 総売上額(10億)
サステナビリティ・プロジェクトによる経費削減(百万)
地域社会への投資(百万)
$6.7
$2.1
$5.3
$10.8
$5.5
$10.9
サプライチェーン 責任ある鉱物の保証プロセス(RMAP)に適合した製錬所
自己評価質問書(SAQ)の記載を完了したサプライヤ
SAQで低リスクと評価されたサプライヤ
98%
100%
93%
99.6%
99%
96%
100%
85%
83%



当社の評価

ダウ・ジョーンズ・サステナビリティ・インデックス(DJSI)北米版

In 2022, onsemi was named to the North America Dow Jones Sustainability Index (DJSI) for the fifth year. Companies are selected for inclusion in the Dow Jones Sustainability Indices (DJSI) based on their results in the Standard and Poor (S&P) Global CSA (Corporate Sustainability Assessment) that measures sustainability through the assessment of numerous criteria such as corporate governance, customer relations, environmental policy, working conditions, and social initiatives.

世界で最も倫理的な企業

倫理的なビジネスプラクティスの基準を定義し、推進する世界的なリーダーであるエシスフィア・インスティテュート(Ethisphere Institute)により、オンセミは6年連続(2016年〜2022年)で「世界で最も倫理的な企業(World's Most Ethical Companies®)」の一社として認定されました。この認定は、倫理を企業のDNAの一部とするためにたゆまぬ努力を行い、原則と行動を一致させている組織を評価するものです。

ワールドファイナンス

In July 2022, onsemi was recognized, for the third time, as the most sustainable company in the semiconductor industry. 2019 was the first year that World Finance gave awards for sustainability and 2020 was the first year for semiconductors. This award demonstrates our commitment to being transparent when reporting on the environmental, social and governance (ESG) aspects of our business. It underscores our focus on product innovation and services to address climate risks and sustainability positively.

エコバディス

In November 2022, onsemi received platinum recognition from EcoVadis, an assessment to evaluate CSR initiatives, achieving an overall score of 82 out of 100. このスコアは、オンセミのCSRに対する積極的な取り組みを示すもので、課題に対する取り組み、方針、具体的な行動、行動と主要業績指標に関する包括的なCSR報告、革新的な取り組み、外部からの評価などが含まれています。


サプライヤ・デュー・デリジェンス(適正評価)

当社は、当社が事業を展開するすべての地域で、最高水準の社会的責任を果たすことを約束します。当社は、当社のサプライヤに以下について求めます:

  • 安全な労働条件の提供
  • 労働者にを尊厳と敬意をもって接すること
  • 人身売買および奴隷制(商業的性行為の調達、強制労働または児童労働の使用を含む)の禁止
  • 倫理的な行動の推進
  • 環境に配慮した製造プロセスの使用
  • 当社のビジネス行動規範と同様の原則に従うこと

サプライヤ・ハンドブックにに記載されているように、サプライヤは以下を遵守しなければなりません:

  • すべての環境法に準拠すること
  • 適用されるすべての法律と規制に従うこと
  • 倫理的に行動すること
  • オンセミの CSR コミットメントが要求する社会的責任および紛争鉱物に関するすべての要件に準拠すること
  • 要求された認証を提供し、サプライチェーンを通じて適用されるすべての要件をカスケードすること

当社は、当社のサプライヤや現場のサービスプロバイダに、当社が「企業行動規範」や「RBA行動規範」を通じて自社の事業のために設定したのと同様のCSRの考え方に従っていただくことを期待しています。当社の期待を明確に伝え、リスクアセスメントを実施し、能力開発のためのトレーニングの機会を提供し、検証監査を実施し、不適合があれば対処することにより、サプライヤと定期的に連携しています。


責任ある鉱物資源の調達

当社は、責任ある鉱物調達イニシアティブ(Responsible Minerals Initiative 、RMI)のメンバーとして、「OECD Due Diligence Guidance for Responsible Supply Chains of Minerals from Conflict-Affected and High-Risk Areas(紛争地域および高リスク地域からの鉱物の責任あるサプライチェーンのためのデュー・ディリジェンス・ガイダンス)」に準拠して、当社のサプライチェーンにおけるサプライヤおよびその他の第三者に対して、合理的かつ責任あるデュー・ディリジェンスを行っています。また、当社は、コンゴ民主共和国およびその隣接国からの責任ある鉱物調達を支援し、これらの国の経済に悪影響を与えないようにすることの重要性を認識しています。

当社は、サプライヤーに以下の項目の実施を求めます:

  • デュー・ディリジェンスを実施し、調達先を分析する
  • RMI 紛争鉱物報告テンプレート(Conflict Minerals Reporting Template 、CMRT)に記入する
  • オンセミが使用する製品の製造のために販売、あるいは使用されるすべての鉱物が、責任ある鉱物監査プロセス(Responsible Minerals Assurance Process RMAP)によって適合性が検証された紛争のない製錬所から産出されたものであることを確認する