6月 05, 2024
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システムレベルの設計には、アプリケーションに適したソリューションを見つけるのと同じように開発ツールが重要です。オンセミは、設計プロセスをマスターできる包括的なツールとソフトウェアを提供しています。オンセミのツールは、最適な製品を見つけるのに役立ち、製品の選択からテスト、分析まで、設計サイクル全体を通してお客様をサポートすることに重点を置いています。
このブログでは、お客様が簡単に設計を始められるように、オンセミの包括的なツールの概要を説明します。
製品データシートの整理から仕様や機能の比較まで、設計に適した製品を見つけるのは大変な作業です。製品推奨ツール（PRT+）は、設計エンジニアがオンセミの製品ポートフォリオから適切な製品を見つけるのを支援するために開発されたツールです。PRT+の主な利点は、最適な製品を提案するランキングアルゴリズムです。このランキングアルゴリズムは、半導体コンポーネントの性能指数とクイックフィルタを使用したユーザーとの対話に基づきます。
PRT+ツールは、部品の検索を簡略化する各種の高度な機能を搭載しています。特徴の一つは、さまざまなポートフォリオのパラメータをグラフィカルに表示するインタラクティブチャートです。以下の例では、EliteSiCポートフォリオのRds(on)性能指数（FoM）を示しています。
また、このツールには、最も重要なパラメータを一つの表にまとめて、最適なソリューションを容易に見つけることができるクイックフィルタのオプションもあります。
PRT+ツールは類似製品機能も備えており、多くの製品ページから直接アクセスできます。
WebDesigner+™電源は電源設計を支援するオンラインツールです。このツールは入出力要件に基づいて、PMICと関連する電気コンポーネントを推奨します。必要なパラメータは、電源の最小入力電圧と最大入力電圧、周囲温度、出力電圧と出力電流です。このツールでは、以下の入力パラメータの動作範囲がサポートされています。
・入力電圧範囲：-40～1000V
・出力電圧：-65～100V
・出力電流：10μA～40A
・周囲温度：-40～175℃
これらの基準に基づいて、必要な設計要件を満たす可能性のある製品のリストが表示されます。このリスト内で、ユーザーは効率、トポロジ、コスト、フットプリント、その他のパラメータに従ってフィルタをかけ、最適なソリューションを選択することができます。
WD+は最先端の数学モデルを使用して、効率、損失、コンポーネントの温度などの動作値を計算します。動作値はインタラクティブチャートと表に表示され、ユーザーが設計の適合性を迅速に評価するのを支援します。
このツールは、推奨部品表（BOM）、回路図、設計操作値、チャートを含む詳細な設計レポートを作成します。そのすべてを同僚たちと共有することができます。
オンセミのEliteパワーシミュレータとセルフサービスPLECSモデルジェネレータは、特定のアプリケーションに合わせた最先端の高精度シミュレーションと製品選択機能を提供することによって、パワーエレクトロニクスエンジニアの時間を節約します。これらのツールは開発サイクルの早期段階で有用な洞察を提供して、コストと時間のかかるハードウェアの製造とテストを軽減します。
EliteパワーシミュレータをセルフサービスPLECSモデルジェネレータと併用することで、設計者は設計環境に関連する設計固有の寄生情報を入力し、高精度のシステムレベルのシミュレーションでPLECSモデルを作成することができます。
これらのツールは、EliteSiCソリューションポートフォリオ全体をサポートするだけでなく、最近ではField Stop7 (FS7) IGBTも含まれるように拡張されました。
システムソリューションガイドは、オンセミの広範な製品ラインナップから、設計するアプリケーションに最適な製品を見つけるのに役立ちます。
システムソリューションガイドには、詳細な技術仕様と実践的な開発アドバイスが含まれており、設計プロジェクトに欠かせないリソースです。オンセミの主要部品サプライヤとしての専門知識を生かし、幅広い製品ラインナップから各種アプリケーションに合わせた製品をハイライトしています。
・システムの目的
・市場の潜在力と業界の動向
・ソリューションとサブシステムの概要
・ソリューションブロック図
・人気のトポロジと設計のヒント
・主要なオンセミ製品の利点
・推奨されるオンセミ製品
・開発ツールとリソース
イメージセンサの構成、制御、検証を行う開発プロセスは、困難な作業になる場合があります。オンセミ は、DevWareXという汎用性の高い強力なツールを提供し、この開発プロセスを短縮し、正確性を向上させ、効率を高めます。
このツールでは、イメージセンサをプログラミングし、画像を表示させて評価することができ、さらにPythonスクリプトを実行して画像をキャプチャしたり、保存したりすることができます。問題のデバッグに役立つ多くの組み込みツールも備えています。また、イメージセンサの制御および画像表示用カスタムアプリケーションの開発を可能にする関連ソフトウェア開発キット（SDK）のApBaseライブラリもあります。
SPICE Live Modelツールの新しいベータバージョンは現在、オンセミの LDO、MOSFET、BJTファミリの一部の製品をサポートしています。「SPICE」アイコンをクリックするだけで、さまざまなDC、トランジェント、モンテカルロシミュレーションにアクセスして操作し、ウェブベースのSPICE環境で製品の性能を評価できます。 SPICE Live Modelを使用して、オンセミのコンポーネントやアプリケーション設計をより詳しく調べることができます。このツールは、SPICEシミュレーションをベースにした製品の動作に関する詳細な情報を提供し、さまざまなシミュレーションパラメータや動作条件をパラメータ化することができます。また、データシートや評価ボードなどの製品資料へのショートカットも提供します。
ユーザーはシミュレーションパラメータを簡単に調整し、アプリケーション回路図を使ってコンポーネントを簡単に設計できます。
SPICE Live Model環境では、評価結果をインタラクティブなチャートに出力して、電圧、電流、効率、消費電力、場合によってはそれらの統計的な評価など、さまざまな動作パラメータを表示することができます。
この新しいツールを試して、ぜひフィードバックをお寄せください。今後の機能拡張や全体的な使用感向上の参考にさせていただきます。
コミュニティフォーラムは、オンセミの技術に関する最高の技術サポートを提供します。
このコミュニティは、 オンセミ製品を使う他のユーザーと交流して考えや経験を共有したり、オンセミのサポートチームや技術エキスパートに質問して回答を得たりすることができる強力なプラットフォームです。オンセミの製品を使用した設計方法に関する、最新の幅広いナレッジベース記事、インタラクティブなディスカッションフォーラムや技術文書にもアクセスできます。
オンセミは、さまざまな設計ツールを取り揃え、お客様が最適なコンポーネントを選択し、新製品開発に必要な作業を削減できるよう支援しています。
オンセミの包括的な設計ツールとソフトウェアの詳細はこちらから。
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