Interview 5│品質技術
品質技術の仕事
製品の使用条件に合わせて、高温・低温・高湿度、高電圧・高電流などを加える試験を行い、製品の信頼性を多角的に評価。新製品の開発段階からかかわり、求められる機能・品質を保証する。
新製品の開発からかかわり品質をつくり込む
メーカーでモノづくりをしたいという希望がありました。“考えたことが形になる仕事”はやっぱり楽しく、自分が担当した製品が世の中に出て広く使われていることにやりがいを感じます。
現在は、品質技術部門で品質保証の業務に携わっています。
品質保証というと、完成した製品をチェックし、求められる品質基準を満たしているかの判断をする仕事と思いがちですが、当社の品質技術は、新製品の開発段階からかかわって性能品質をつくり込んでいきます。
当社が開発する半導体が、顧客製品の使用条件に耐え、確実に動作するか。高温・低温・高湿度、高電圧・高電流などの“加速試験”を行い、回路に組み込まれた部品の1つひとつのデータを測定して、信頼性を評価していきます。
より信頼度を高めるために、半導体が組み込まれる環境より厳しい条件を与えて動作確認をするほか、同じ環境下で数カ月間試験を続けることもあります。
品質技術部部門の仕事は「ゆりかごから墓場まで」とも言われるように、開発・設計から生産技術、量産化、顧客先での不具合まで全工程で目を光らせ、高い信頼性を保証する半導体を市場に送り出しています。
見えないけれど、大切な役割を自負しています。
最近は、海外の拠点と連携したグローバルなチームワークで1つの製品を開発する場面も増えてきました。
これまで培った技術を活かして、より優れた品質づくり、今まで扱ったことのない製品づくりにチャレンジしていけることを楽しみにしています。“グローバルな品質保証”を目指し、活躍の場を広げていきたいと思います。
OFF
同期のメンバーでフットサルチームを結成。
最近は活動が停滞気味だが、チャンスがあれば、試合で惨敗した会社近くのブラジル人チームにリベンジしたい。