オンセミ、NVIDIAと協業し次世代AIデータセンター向け800VDC電源ソリューションへの移行を加速

この取り組みにより、高電圧システムの基盤構築および画期的効率性と電力密度の実現を可能に 

2025年7月31日（米国2025年7月29日発表） – オンセミ（本社：米国アリゾナ州スコッツデール、Nasdaq: ON）は本日、NVIDIAと協業して、次世代AIデータセンターの効率、電力密度、持続可能性を大幅に向上させる革新的なソリューションである800V直流（VDC）電源アーキテクチャへの移行を支援することを発表しました。 

この変革の中核となるのは新しい配電システムです。このシステムは、各電圧変換において電力損失を最小限に抑えながら膨大な電力を供給する必要があります。オンセミのインテリジェントパワーポートフォリオは、変電設備での高電圧AC/DC変換からプロセッサーレベルでの高精度な電圧調整に至るまで、電力供給のあらゆる段階で高効率、高密度の電力変換を提供することにより、次世代AIデータセンターの実現において重要な役割を果たします。

オンセミは、シリコンおよびシリコンカーバイド（SiC）の両技術で培ってきた数十年にわたるイノベーションを生かし、ソリッドステートトランス、電源ユニット、800 VDC配電、コアパワーデリバリー向けに、インテリジェントな監視および制御機能を統合した、業界をリードするソリューションを提供しています。このように幅広い高度な専門技術により、オンセミは最新のAIインフラで求められる厳しい電力要件に対して、拡張性があり物理的に実現可能な設計で対応できる数少ない企業のひとつとなっています。