USB-C と車載エレクトロニクス: パワーと自動車の出会い

著者:  Julie Tyler  - 11-15-2018 

USB-CTM(USB Type-C)が、驚くほどのスピードでエレクトロニクス市場に浸透しつつあることは周知の事実です。パソコンは、この新しい基準を採用した最初の市場で、物理的な形状を薄型化・小型化しつつ、同時に従来のUSBプロトコルと比較して充電性能を最大10倍高めました。USB-Cは、電源ポートとUSBデータポートの両方の目的で使用できるため、パソコンは、それぞれ独立したポートを保つ必要はありません。ユーザは、この新しいケーブルと1種類のコネクタにより、USB-Cに引き寄せられました。

そして、あらゆる機器に使用でき、決して間違った方向に差し込まれることのないケーブル!USB-C規格は、小型であり、音声、ディスプレイポート、および充電機能を1つのポートに統合できる多用途性を備えているため、巨大なスマートフォン市場に急速に浸透しました。

次の未開拓地は自動車業界です。車両の電子化が大きく進む中、USB-C ポートの組み込みは、自動車メーカーにとって自然な発展のように思われます。ユーザは、車内のUSB-Cポートを使用して電話を充電するとともに、Apple CarPlayやAndroid Autoなどのシームレスに組み合わされたインフォテインメント機能を楽しむことができます。

USB-C規格は包括的であるため、車載機器モジュールを設計するODM(Original Design Manufacturer、相手先ブランド設計製造業者)にとって、高出力充電とデータプロトコルの実装は単純なことではありません。また、複数のポートに拡張する場合はさらに課題が多くなります。

オン・セミコンダクターは、完全な機能を備えた、デュアルポート、100W 車載リファレンス設計を提供することで、これらの課題を軽減させます。

このトータル・システムソリューションは、パワーマネジメント、ポートコントロール、プロテクション、およびソフトウェア・ポリシーエンジンを統合しています。このリファレンスデザインは、電圧/電力範囲を100%カバーし、温度保護を含んでいます。パワーマネジメント機能により、カスタマイズ可能な制限付きのバッテリー電圧に基づいて、入力電圧のモニタリングと電力のディレーティングを行うことができます。

パワーマネジメント機能に加えて、オン・セミコンダクターの業界最先端のリドライバ製品を使用してUSB SuperSpeed 3.2 (10Gbps)機能を利用できるボードも用意されています。このソリューションは、1つのMCUで4ポートに拡張できます。

USB-Cを初めて採用する方にとっては、このようなソリューションの評価は負担が大きく感じるかもしれませんが、オン・セミコンダクターは、ソフトウェアキットおよび直感的に分かるGUIを提供しています。このGUIを使用することで、個々のポート設定を割り当て、各ポートの電圧、電力、温度をリアルタイムでモニターできます。

フォールドバック保護とフォルト機能を設定し、フォルト履歴を参照用に表示できます。詳しくは、 USB Type-C&PDデュアル100Wユーザガイド をご覧ください。こちらから、ご注文およびGUIソフトウェアのダウンロードを 行っていただけます。

車載アプリケーション向けUSB Type C およびパワーデリバリ(Power Delivery)の包括的ソリューション」のビデオもご覧ください。

Tags:Automotive, Consumer, Portable and Wireless, IoT
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