9月 21, 2022

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2022年9月28日(米国2022年9月21日発表) – インテリジェントなパワーおよびセンシング技術のリーディング・サプライヤであるオンセミ(onsemi 、本社 米国アリゾナ州フェニックス、Nasdaq: ON)は、チェコ共和国ロズノフ市にある炭化ケイ素(SiC)製造施設拡張の落成祝い、テープカット式典を行ったと発表しました。式典には、チェコ産業貿易省課長のズビニェク・ポコルニー(Zbyněk Pokorný)氏、ズリン州知事のラディム・ホリシュ(Radim Holiš)氏、ロズノフ市長のイリ・パブリカ(Jiří Pavlica)氏をはじめ、地元政府の要人が多数出席したテープカット式典は、このイベントとチェコ共和国における半導体製造の重要性を示しています。

オンセミは2019年から、ロズノフにある既存のシリコン・ポリッシュド・ウェハおよびエピタキシーウェハ及びダイ製造に加え、SiCポリッシュドウェハおよびSiCエピタキシー(EPI)ウェハの製造を追加しました。当初の敷地が手狭になったため、ウェハとSiC EPIの生産能力をさらに拡大するために、昨年から新棟の増設工事に着手していました。この施設のSiC生産能力は拡張により、今後2年間で16倍になり、2024年末までに200名の雇用を創出する予定です。オンセミはこれまで、ロズノフ施設に1億5千万ドル以上を投資しており、2023年までにさらに3億ドルを投資する計画です。オンセミは、「チェコ共和国でのSiC投資が投資分野における多大な貢献(Significant Contribution in the Field of Investment for its SiC investments in the Czech Republic. )」として評価され、このほど外国投資協会(AFI: Association for Foreign Investments)章を受賞しました。

オンセミのエグゼクティブ・バイス・プレジデント兼パワー・ソリューションズ・グループのジェネラル・マネージャーを務めるサイモン・キートンは、次のように述べています。「オンセミは、米ニューハンプシャー州ハドソンでのSiCブール生産の拡大と併せて、ロズノフ施設でのSiC生産能力の拡大により、SiCベースソリューションへの需要の急増に対応するために必要な、供給保証を顧客に提供することができます。当社は、SiCの製造サプライチェーンを完全にコントロールし、市場をリードする効率的な製品を提供することで、SiCのリーディング・サプライヤとしての地歩を固めます」

SiCは、電気自動車(EV)、EV充電、エネルギー基盤の効率化を実現するために不可欠であり、脱炭素化への道筋に重要な貢献をしています。