6月 26, 2019

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オン・セミコンダクターは、アマゾンウェブサービスパートナーネットワーク(Amazon Web Services Partner Network, APN )に参加したと発表しました。APN は、AWSで利用する準備が完了している、すぐに使用できる組み込みシステム、開発キット、センサなどのハードウエアを見つけるのに役立ちます。

柔軟性と安全性を高めることで、AWSクラウドプラットフォームは軍事・防衛から安全な銀行ネットワークまでの範囲でIoTアプリケーションをサポートできます。AWSプラットフォームは、いくつかの機械学習および人工知能(AI)を含む2000を超えるサービスと機能を用意しており、、妥協のない革新の機会を提供します。

IoT 開発キット(IoT Development Kit, (IDK)は、迅速なノード・ツー・クラウドのプラットフォームとしてオン・セミコンダクターから提供される初めてのプラットフォームであり、IoTコアプログラム内のAWSデバイスとして成功裏に認定されました。


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オン・セミコンダクターから提供されるIDKは、スマートホーム、ビルオートメーション、予知保全など、多数の業種やアプリケーションに適用可能な、さまざまなIoTユースケース向けの包括的なノード・ツー・クラウドプロトタイピングおよび開発プラットフォームです。ベースボード(BB-GEVK)はホストとして機能し、Arm® Cortex-M3® プロセッサとWi-Fiコネクティビティを備えています。多数のセンサ(光、モーション、加速度計、ジャイロスコープ、磁力計、タッチ)とアクチュエータ(BLDCモータ、ステッパ、LEDドライバ)を組み込んだドーターカード(またはシールド)が、PMODおよびArduinoコネクタを介してベースボードに取り付けられます。つい最近、新しいALT−ALSPIRシールドボードを用いて、周辺光および近接検出のサポートをプラットフォームに追加しました。このプラットフォームは、Bluetooth® Low Energy、Sigfox、802.15.4コネクティビティのドーターカードによってさらに強化されています。IDKには、いくつかのユースケース事例、AWS IoT Coreへの接続を含む詳細なドキュメントを特徴とする使いやすいIDEが用意されています。

IoT 開発キット(IDK)をAWSクラウドに接続する方法については、アプリケーションノートをご参照ください。